2023年5月、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するPHEICの終了宣言をおこない、日本政府もそれまでの2類相当感染症から5類感染症への移行をおこないました。これまでの3年半にわたり、COVID-19は人々の健康や医療サービスへの影響にとどまらず、生計や生活様式の変更をせまられるなど、市民一人一人の日々の暮らしに多大な影響を及ぼしました。その結果、社会的立場や経済状況によらず、だれもが危機に陥る可能性があることを可視化しました。この危機に対し、国際社会は力を合わせて立ち向かいました。しかしながら、今後ともCOVID-19を含めてこういった感染症の危機がなくなったわけではありません。株式会社PSDは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」を達成していくうえで、この3年半の教訓を世界規模での共有財産とし、今後とも国際的な連帯を進めていく必要があると考えています。