案件名 | 保健システムガバナンスとマネジメント |
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国 | エスワティニ |
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発注者 | 世界銀行 |
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期間 | 2021年12月~2022年6月 |
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担当 |
施設における保健サービスプロファイル構築 |
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サービスの |
短期コンサルタント | ||||||||
SDGs |
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写真 |
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概要 | Eswatini王国において、COVID-19の流行、HIV/AIDS、高い妊産婦死亡率、非感染症疾患の拡大等が健康上の課題となっている。また保健システムにおいては、医療財政、保健医療行政ガバナンス、及び保健サービスの質が課題となっている。その為、エスワティニ政府は、国家保健セクター戦略計画(NHSSP Ⅱ2019-23)において、「エスワティニの全ての人々の健康のために、効率的で公平な医療システムの構築」を主たる政策としている。これを支援するため、世界銀行は、2020年からHealth System Strengthening for Human Capital Development in Eswatiniプロジェクトを実施している。本プロジェクトに通じて、これまで施設・機材の拡充、人材育成、質の向上、保健情報の整備等を行っている。また、医療財政とガバナンスについて、日本政府からの拠出金である政策人材育成基金(PHRD)を活用して、アドバイザリーサービスと分析(Advisory service and analysis)を実施してきている。 しかしながら、これまでの業務を通じて、コミュニティから第三次医療機関までをつなぐリファラルシステムの中で、質が高く公平な保健サービスを提供するにあたり、公的及び民間医療施設配置と規模、保健人材の配置、医療機器の整備等のバランスが取れていないことが課題となっている。その為、エスワティニ保健省と世界銀行は、PHRDを活用したASA業務の中で、保健サービスプロファイルを作成することとした。 |