案件名

母子健康手帳を通じた母子保健サービス向上プロジェクト

アンゴラ

発注者

国際協力機構(JICA)

期間

2017年5月〜2018年6月:1年間

担当

業務調整/インパクト評価/研修管理1

サービスの
種類

技術協力

SDGs

SDGs
概要

アンゴラは、高中所得国に位置づけられているものの、長年にわたる植民地支配及び1975年の独立以降27年に渡る内戦の結果、経済・社会インフラが破壊され、特に妊産婦死亡率と5歳未満死亡率は他の高中所得の国々と比較して非常に劣悪な保健水準下にある。この要因として、医療サービスの質の低さ並びに医療システムの非効率な運用が挙げられている。これらの状況に基づいて、独立行政法人国際協力機構はアンゴラ政府の要請を受け、2011年から2014年に、「ジョシナ・マシェル病院・その他保健機関の人材育成と1次医療の再活性化を通じた保健システム強化プロジェクト(以下、ProFORSA)」を実施し、その内の1つの投入として母子健康手帳の開発・導入が試行された。本プロジェクトはProFORSAの中で既に結成されている「母子健康手帳委員会」を軸に、保健行政組織の運営及びモニタリング機能強化、各医療レベルでの研修活動、実施プロセス・効果の評価活動等を通じて医療従事者の能力強化を図る為、2017年5月より実施されている。